今回はトスカ式MTG研究所さんの動画・デッキ紹介になります。
インポート用データ
平均マナ・コストは4.1。土地は29枚採用しています。
デッキ 4 石成エンジン (ZNR) 245 4 真面目な身代わり (M21) 239 4 払拭の光 (THB) 4 7 平地 (KLR) 288 4 ガラスの棺 (ELD) 15 3 精霊龍、ウギン (M21) 1 4 トロールの喚起 (KHM) 234 5 山 (KLR) 298 9 森 (KLR) 300 4 針縁の小道 (ZNR) 263 4 枝重なる小道 (ZNR) 258 4 耕作 (M21) 177 4 巨森の波動 (ZNR) 217
最重要カード
サーチカード(ライブラリーから探し出すカード。不気味な教示者とか)を入れるか迷いましたが、黒マナのカードだしこのデッキは土地を追加で出すなどでライブラリー圧縮ができそうなので見送りました。

石成エンジン。
伝説(戦場に1枚までしか残せない)のアーティファクトです。
(アイキャッチ画像のトロールの喚起は後で説明します。)
(2),タップ:あなたがコントロールしていて起動型か誘発型である能力1つを対象とする。それをコピーする。あなたはそのコピーの新しい対象を選んでもよい。
(3),タップ:あなたがコントロールしていてインスタントやソーサリーである呪文1つを対象とする。それをコピーする。あなたはそのコピーの新しい対象を選んでもよい。
(4),タップ:あなたがコントロールしているパーマネント呪文1つを対象とする。それをコピーする。(そのコピーはトークンになる。)
このデッキでは、コスト2マナの『起動型か誘発型である能力1つを対象とする。それをコピーする。』を積極的に使っていきます。
英雄譚(トロールの喚起)の能力はもとより、除去(追放)呪文のガラスの棺や払拭の光、真面目な身代わりのサーチ&ドロー能力、果ては精霊龍、ウギンの起動型能力の多重起動を許します。
注:能力や呪文をコピーする際は自動でMTGアリーナ側が反応してくれますが、ちゃんと起動・誘発中の能力や出したカードをコピーするのには最初だけ若干戸惑いを覚えるかもしれません(しっかりとコピー先の能力・呪文を確認してタッチしてください)。
慣れが要ります。
トロールの喚起

トロールの喚起。
赤緑の6マナと重めのエンチャントですが、能力もはっきり強力です。
(この英雄譚が出た際とあなたのドロー・ステップの後に、伝承カウンターを1個加える。IIIの後に、生け贄に捧げる。)
I ― 土地1つを対象とする。それを破壊する。
II ― 墓地から土地・カード1枚を対象とする。それをあなたのコントロール下で戦場に出す。
III ― 対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーがコントロールしている土地の数があなたよりも少ないなら、その差に等しい数の、トランプルを持つ緑の4/4のトロール・戦士・クリーチャー・トークンを生成する。
(相手の)土地を破壊する、主に破壊した土地を自軍下に戻す(墓地にある土地ならなんでも可)、土地の枚数差(相手より多い分)だけこちらが強力なクリーチャー・トークン(4/4、トランプル持ち)を生成する。
これを例のエンジンでコピーするわけです。+2マナあれば足ります。
基本的な動き
とにかく序盤の脅威には追放系カードで対応しつつ、マナ(土地)加速をしていきます。






精霊龍、ウギンを出しても強力ですが、-X能力は他の追放系カードとは若干相性が悪いかもしれません(戦場にある例えば払拭の光を追放すると、その能力により追放されていた相手のカードが戦場に戻ってしまいます)。
この辺は調整かもしれませんが、+2の3点ダメージ×2回起動(エンジン使用)や-10能力×2でエンドに持っていけそうではあります。
まとめ:なんか強すぎる気がするんだが
iOS版の正式ローンチ直後(投稿日時点から昨日ですよね)にこのような(強そうな)デッキを紹介できて嬉しいですね。
土地破壊と言いつつ、自分の土地はがっつり確保するタイプのデッキなので、状況に応じて柔軟な対応が取れるといえば取れます。
総じてコストは重めなので、その隙を突かれないようにすることが重要ですかね。
ありがとうございました!!