デッキの概要
各種アーティファクトや前の記事で紹介したエンチャント・カードである予言された壊滅、そして最終的にはソーサリー・カードの屋敷の踊りで決着をつけます。
キーカード 屋敷の踊り

キーカードのソーサリー・カードである屋敷の踊りは、白と青の計2マナに加え不特定マナをX支払うことで、自分の墓地にあるマナ・コストがX以下のアーティファクトまたはオーラではないエンチャント・カードを最大X枚戦場に戻します。
Xが6以上のとき(計8マナ)、戦場に戻すカードはすべてそのカードであると同時に4/4のクリーチャーになる追加の能力が発動します(←超重要)。
そのため、Xは可能な限り6点以上支払ってください。
屋敷の踊りで戦場に戻せるカードたち
ほぼアーティファクトになりますが、エンチャントは予言された壊滅のみ採用しています。
予言された壊滅については、前の記事を参考にしてください。

願い爪のタリスマンは、1マナ+タップで自分のライブラリー(デッキ)から好きなカードを1枚探すことのできる黒の2マナのアーティファクトです。
序盤~中盤なら土地か予言された壊滅、終盤なら屋敷の踊りが最適でしょう。
また、能力を使うたびに対戦相手にコントロールが移ってしまうので、基本的に上記の能力を使ったら、相手にも同じ能力を使われるか、予言された壊滅の生け贄要員にされてしまう場合があります。
この能力は自分と対戦相手含めて3回まで起動できますが、3回目に自分が能力を発動させた場合もタリスマンのコントロールが相手に移ります(補足程度に覚えておいてください)。


いずれも無色の2マナのアーティファクトで、場に出たときにカードを1枚ドロ―でき、能動的に生け贄に捧げられるため、屋敷の踊りとは相性が良いです。

跳ね橋は防衛を持つ無色の2マナ、0/4のアーティファクト・クリーチャーです。
屋敷の踊りで戦場に戻し、クリーチャー化したカード群に速攻を付与する能力も持っています。
速攻付与はタップの起動型能力ですので、あらかじめ戦場に居る必要はありますが。
また、序盤の守備が弱めなこのデッキの弱点をある程度は補ってくれています。

マナ晶洞石は無色、3マナのアーティファクトで、戦場に出ると占術1(デッキトップを確認し、そのままにするか、そのカードをデッキの一番下に置く)を行えます。
タップすれば好きな色のマナ1点を(生け贄にすることもなく)加えられるので、土地事故の可能性を軽減させられます。

報復のワンドは無色、3マナのアーティファクトで、さらに3マナ+タップで任意の対象に1点のダメージを与え、戦場から墓地に送られたときはさらに(ノーコストで)、任意の対象に5点ものダメージを与えます。
予言された壊滅で能動的に生け贄にできるので、使いどころ(タイミングとダメージの対象など)を見極めてください。
ケイヤの怒り

白と黒のダブルシンボル(2マナ)ずつ、計4マナで唱えられる、クリーチャーの全体除去ソーサリーです。
基本的には相手がクリーチャーをずらずら並べてきたときに唱えてください。
自分のクリーチャーも破壊してしまうのには気をつけてください(ちなみに自軍クリーチャーがこれにより破壊された場合、その総数に等しいライフを得られます)。
サイドボード
BO1しかやらない性質(たち)ですが、一応サイドボードも考えています。
軍団の最期とプレインズウォーカー対策の魔術遠眼鏡が強いと思います。
細かい部分は下記のインポート用データを確認してください。
インポート用データ
平均マナ・コストは2.7になります。
土地は2色土地多めですが、所持しているものだけを採用していますので、不十分なところなどがありましたら、任意の枚数で調整を行ってください。
デッキ
4 沼 (ELD) 261
3 平地 (M20) 263
3 ロークスワイン城 (ELD) 241
4 予言された壊滅 (ELD) 187
2 神無き祭殿 (RNA) 248
3 静寂の神殿 (M20) 256
4 屋敷の踊り (ELD) 186
4 ギルド球 (WAR) 239
4 黄金の卵 (ELD) 220
4 マナ晶洞石 (WAR) 241
3 島 (ELD) 257
2 神聖なる泉 (RNA) 251
2 湿った墓 (GRN) 259
2 陰鬱な僻地 (M20) 245
4 ケイヤの怒り (RNA) 187
4 願い爪のタリスマン (ELD) 110
4 報復のワンド (M20) 236
4 跳ね橋 (ELD) 217
サイドボード
4 見栄え損ない (M20) 95
4 魔術遠眼鏡 (ELD) 233
3 軍団の最期 (M20) 106
4 残忍な騎士 (ELD) 97
ありがとうございました!