というわけで、そんな贅沢なMTGアリーナ・プレイヤーの悩みに応えるべく開発(構築)されたのがこのデッキ。
『弾けるドレイクの投げ飛ばし』!
デッキの概要
大量に採用したインスタント、およびソーサリーの火力呪文で相手クリーチャー、またはプレインズウォーカーを除去していきます。
あまりに火力呪文が多いため、序盤の制圧力は圧倒的です。
代表例、ショック↓

中盤、後半以降はマナ(土地)がたまるので、マナを与えることでパワーアップするゴブリンの旗持ちや、墓地または追放領域のインスタントまたはソーサリーの枚数がそのままパワーの値となる弾けるドレイクを場に出します。


サイズアップしたこいつらでダメージを与え(特にドレイクは飛行持ちのため、攻撃が通りやすいです)最後は、投げ飛ばします。

クリーチャーを1体生け贄に捧げることで、そのパワー分のダメージを任意の対象(クリーチャー、プレインズウォーカー、プレイヤー)1つに与えます。
よほどの場合を除き、プレイヤーを対象としたトドメの呪文になるでしょう。
双子のプレインズウォーカー、王家の跡継ぎ!
帰還した王、ケンリスの息子である(という設定の)ウィルとローアンが2人1組のプレインズウォーカーになりました。
ドレイクのマナ・コストとも噛み合い、なおかつ有用なので採用しています。

忠誠度能力は以下になります。すべて起動型能力で、誘発型能力はありません。
+1:カードを1枚引き、その後カード1枚を捨てる。
+1:クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+2/+0の修整を受け先制攻撃とトランプルを得る。
-8:カードを4枚引く。そうしたとき、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。王家の跡継ぎはそれにあなたの手札にあるカードの枚数に等しい点数のダメージを与える。
最初の+1能力は手札の交換、いわゆるルーターと言われているものらしいです。
手札を毎回捨てていけるので、墓地などにインスタントやソーサリーを溜めやすくなります。
次(真ん中)の+1能力は、見ての通りですが、パワーアップと2種類の能力付与です。
この能力で強化された旗持ちやドレイクで殴ったあとで投げ飛ばします。
このデッキの除去呪文の多さから、-8能力(奥義)を発動させるまで守り切るのは比較的容易です。
また、手札は比較的溜まりやすい傾向がある気がするので、かなりのダメージが見込めます(最低でも任意の対象1つに4点のダメージです)。
4枚積みしているので、すぐに-8能力を発動していなくなってしまった(忠誠度が0になった)後でもまた2枚目の王家の跡継ぎは出しやすいです。
サイドボード
サイドボードには、投げ飛ばし用のクリーチャーが足りなくなりそうな場合に足せる、イタチ乗りのレッドキャップを採用。

他には普通の火力呪文、
また、それでは追いつかない大型のクリーチャーを出してくるデッキ向けに切り離す一撃を採用しています。

合計7点のダメージを最大3つの対象に割り振って与えます。
また、コストの7マナ全てが赤マナだった場合(書かれていないだけで、キーワード能力の一徹とほぼ同じ)、選んだ最大3つの対象全てに7点(計21点)のダメージを与えるという豪奢(ごうしゃ)な追加効果持ち。
場に溜まった大型クリーチャーやプレインズウォーカーもほぼ残らず殲滅(せんめつ)できます。
切り離す一撃は、メインデッキにも2枚採用しているので、いざというときのとっておきです。
終盤で、削りきれなかった相手ライフを削り切るのにも悪くありません。
インポート用データ
平均マナ・コストは2.6になります。中庸(ちゅうよう)か、やや軽いかな?
4 弾けるドレイク (GRN) 163
5 山 (ELD) 265
4 島 (ELD) 257
4 王家の跡継ぎ (ELD) 199
4 ゴブリンの旗持ち (GRN) 102
2 殺戮の火 (ELD) 143
4 投げ飛ばし (ELD) 126
2 ショック (M20) 160
4 チャンドラの螺旋炎 (WAR) 120
4 ヤヤの挨拶 (WAR) 136
4 溶岩コイル (GRN) 108
4 批判家刺殺 (RNA) 115
3 天啓の神殿 (M20) 253
2 蒸気孔 (GRN) 257
4 急流の崖 (M20) 252
4 イゼットのギルド門 (GRN) 251
2 切り離す一撃 (ELD) 144
2 切り離す一撃 (ELD) 144
1 雷電支配 (RNA) 99
4 チャンドラの勝利 (WAR) 121
4 イタチ乗りのレッドキャップ (ELD) 148
4 正確な稲妻 (GRN) 267
ありがとうございました!