アリーナ・ノベル

【アリーナ・ノベル】白単アジャニ・ライフゲイン【2】

樹上の草食獣
樹上の草食獣
みんな大好き白単ライフゲインデッキ!!

はじめに

※『アリーナ・ノベル』はMTGアリーナを題材にした個人制作の小説です。

※特に記載がない限り、登場人物は全て架空の人物になります。

※試合構成などでミスがあった場合、寛大な心で許してください。

白単アジャニ・ライフゲイン

私は花も恥じらう……かは正直微妙だが、土日は大抵MTGアリーナを家のPCで楽しんでいる女子高生プレインズウォーカー(ゲームプレイヤー)の1人だ。
さて、今日はどいつをカモろうか……、などと思えるほど強くはない。
少ない資産で楽しんでいるのだ。
レアワイルドカード(同レアリティのカードとの引き換え券)も今は0枚。
「十万円くらい降ってこないかなー」十億円とか言わない辺りが謙虚だと思う。
現実的に考えて、五万円もあれば当面は大丈夫だろう(作注:そんなわけねえ。アリーナ沼を甘く見るな)。
今日はヒストリック・フォーマットののBO1(1本勝負)で、昨日組んだデッキを調整しつつ、やはりオンライン対戦をメインで行っていきたいと思っている。
私のデッキは『白単(アジャニ)ライフゲイン』というものになる。

デッキ
4 アジャニの歓迎 (M19) 6
12 平地 (KLR) 288
4 アーデンベイル城 (ELD) 238
4 希望の光 (IKO) 20
4 魂の管理人 (M10) 34
4 アジャニの群れ仲間 (WAR) 4
4 活力回復 (M21) 31
4 情熱的な扇動者 (RNA) 12
4 太陽に祝福されしダクソス (THB) 9
4 払拭の光 (THB) 4
4 神の怒り (AKR) 46
4 神聖なる僧侶 (ANB) 9
4 光輝の泉 (M21) 248

デッキに光輝の泉が入っているのは、我ながら良いアイデア(チョイス)だと思う。

最強の1枚は、やはりアジャニの群れ仲間だろう。

2マナで2/2のステータスに加え、ライフゲイン(ライフを得る)するたびに自己強化を行える優秀なクリーチャーになる。

昨日はなんか長引かされた挙げ句、ひどい負け方をしたが、まあそういうこともある。

気を取り直して、ランク戦を再開。
10秒ほどして、マッチングが成立する。
相手の先攻だ。相手は1度マリガンしてきて、自分はキープ。
相手は恐怖昇りの小道を出してきた。

いわゆる両面カードで、平地か沼の代わりとしてどちらか1つを選択して戦場に出せる優秀なレア土地(ゼンディカーの夜明けパックに収録)だ。
オルゾフ(白黒)……かな……」3色デッキも考えられるが、それなら大抵は真っ先にトライオーム(注:イコリアパックの3色土地のこと)を出すだろうし。
対戦相手が漆黒軍の騎士を戦場に出してきた。

色々と厄介な能力を持つ、序盤に出されると嫌なクリーチャーだ。
こちらは除去手段には乏(とぼ)しいデッキなのでライフゲインしながら延命しつつ、クリーチャーの展開・強化をしていくしかない。

こちらのターン。
いつも通りに平地を出して、魂の管理人を戦場に出した。

これで自分や相手がクリーチャーを展開すればするほどこちらがライフを得ていく算段になる。
次の自分のターンでは、早くもアジャニの群れ仲間が控えている。
一気に攻勢をかけたいところだ。
相手のターン。
相手は、神無き祭殿をアンタップイン。

「またしてもレア土地か……」
いわゆるショックランドというもので、戦場に出るに際し2点のライフを支払えばアンタップ状態(そのターンから使用可能という意味)で白黒どちらかのマナを生みだす平地および沼土地カードになる。

相手のライフは18点で、黒の計2マナを使って雇われた毒殺者凶月の吸血鬼を出してきた。

接死持ち、凶月の吸血鬼のほうは絆魂(はんこん)まで持っている優秀なクリーチャーになる。
自分は魂の管理人の能力が誘発し、2点ライフゲイン。
22点ライフだが、漆黒軍の騎士が攻撃して21点になる。
ブロックしないのは今後の展開を考えれば当然だろう。
次のターン。
自分はアーデンベイル城を無事に出し、アジャニの群れ仲間を召喚!
即座に魂の管理人の誘発型能力でアジャニは3/3となる。
でも相手は接死持ちが多く、おそらくは次のターンでは漆黒軍の騎士の起動型能力も使い、自己強化もしてきそうだ。
次の相手のターンでは、相手は沼を普通に出し、不気味な教示者を使ってきた。

「強化してこないのか」余裕だな、と内心で付け加えておく。
3点のライフロスと引き換えに、デッキ(山札・ライブラリー)から何でも1枚を引っ張ってこれる万能サーチカードだ。
ライフゲインで押すこのデッキとは対極と言えるのかもしれない。
何を探したのかは不明だが、今欲しい優秀なカードであることは間違いない。
相手は漆黒軍の騎士以外の接死持ちクリーチャー2体でアタック。
攻撃を通し、魂の管理人とアジャニの群れ仲間を守る。
こちらのライフは19点だが、これからまだまだ増えるだろう。
光輝の泉を引いた。
さらにライフゲインができるのを見越して、土地を出す前に追加でアジャニの群れ仲間を戦場に出す。
魂の管理人の能力が誘発し、2体のアジャニがそれぞれ4/4、3/3となる。
その後のタイミングで光輝の泉を出し、2点のライフゲイン。
アジャニたちがそれぞれ5/5、4/4となった。
相手に接死持ちが多いのが気がかりだが、今は攻撃が少なくとも1体は通る。
漆黒軍の騎士でブロック、すらせずに攻撃が通って相手ライフが6点となる。
次のターンで仕掛けてくるのだろう。
次の相手のターンで、土地はなかったのか出してはこず、頭巾様の荒廃牙を召喚してきた。

接死

あなたがコントロールしていて接死を持つクリーチャーが1体攻撃するたび、各対戦相手はそれぞれ1点のライフを失い、あなたは1点のライフを得る。

あなたがコントロールしていて接死を持つクリーチャー1体がプレインズウォーカー1体にダメージを与えるたび、そのプレインズウォーカーを破壊する。

「接死デッキだなあ……」ぼやく私。
こちらは24点のライフで、アジャニは6/6、5/5。
次のターンでこちらの攻撃が通れば、どのみち相手は負けるので、アタックはしてこなかった。
白マナを抱えているのが疑問といえば疑問。
次のターンで平地を出し、土地は4枚。
アジャニの歓迎を出し、さらに払拭の光で頭巾様の荒廃牙を追放する。

破壊ではなく追放なので、リアニメイト(墓地から戦場に戻す)される心配もない。

次の相手のターンでは陽光昇りの小道を出してから、超音速女王モスラ(光明の繁殖蛾)を出してきた。

飛行

あなたがコントロールしていて飛行を持たないクリーチャーが1体死亡するたび、それをオーナーのコントロール下で飛行カウンターが1個置かれた状態で戦場に戻す。

「白マナをタッチしていたのはそれか……」
だが、そこで相手が爆発四散。
「あれ、投了?」
相手は、自身の残りライフが少ないと見限ったのか、こちらの魂の管理人の能力が誘発している間に投了されてしまっった。

こちらの手札には神の怒りもあったし、長引いてもどうにかなったのかも知れない。

参考(相手のデッキ)

デッキ
4 光明の繁殖蛾 (IKO) 21
7 沼 (KLR) 293
4 凶月の吸血鬼 (M20) 120
5 平地 (KLR) 288
4 雇われた毒殺者 (GRN) 72
4 漆黒軍の騎士 (M20) 105
4 ぬかるみのトリトン (THB) 105
4 オルゾフの処罰者 (RNA) 79
4 頭巾様の荒廃牙 (M21) 104
4 死住まいの呼び声 (IKO) 78
4 不気味な教示者 (M21) 103
4 陽光昇りの小道 (ZNR) 259
4 孤立した礼拝堂 (DAR) 241
4 神無き祭殿 (RNA) 248

あとがき

『粘ろうと思えば粘れたんだろうけど、そんな相手にあっさり勝っちゃった』、そんな事例は対戦していてたまにあると思います。

漫画やアニメみたいにそこまで起伏のある試合展開ではありませんが、淡々とアリーナの日常を書くのが趣味(楽しいです)。

あるあるネタとして各プレインズウォーカー(=読者の皆様)に読んで頂ければ幸せです。

次回は接死デッキのビルド(構築)で大変な思いをする話でも書こうかな?

対戦相手にバトンタッチするリレーみたいになっていますね(笑)。

気が変わったら違う話になっているかも知れませが、そこはご了承ください。

ありがとうございました!!

ABOUT ME
書い人(かいと)
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MTGアリーナの最前線を駆け抜けている管理人です。 強いデッキをたくさん作る予定ですので、よろしくお願いします!