アリーナ・ノベル

【アリーナ・ノベル】黒単デストロイ【1】

樹上の草食獣
樹上の草食獣
実は管理人はアマチュア作家歴約15年!!

はじめに

※『アリーナ・ノベル』はMTGアリーナを題材にした個人制作の小説です。

※特に記載がない限り、登場人物は全て架空の人物になります。

※試合構成などでミスがあった場合、寛大な心で許してください。

黒単デストロイ

俺は20歳になる大学生。
時間があれば日本でMTGアリーナをしている。
昨今はコロナ禍(か)でリモートの連打が続くが、他の皆はどうだろうな。
まあ、仲良くやれれば幸いだ。

俺が今使っているデッキはその名も『黒単デストロイ』。
ヒストリック・フォーマットのBO1(1本勝負)で確実に勝ちを収めるべく設計した陰湿……もとい相手にするとまあまあ面倒なデッキだろう。

デッキ
4 ロークスワイン城 (ELD) 241
4 血の長の渇き (ZNR) 94
18 沼 (KLR) 293
4 どぶ骨 (RNA) 76
4 漆黒軍の騎士 (M20) 105
4 死の重み (GRN) 67
3 精霊龍、ウギン (M21) 1
4 ぬかるみの捕縛 (THB) 106
3 無情な行動 (IKO) 91
4 遺跡の碑文 (ZNR) 108
4 残忍な騎士 (ELD) 97
4 喪心 (DAR) 81

隠し味に精霊龍、ウギンを3枚だけ投入しているが、むしろこれが本懐でフィニッシャーになるまである。

勝ち筋が大分限られる気がするが、粘り勝ちを目指したい。
というわけで、ランク戦がスタート。
プラチナ帯ではあるが、どんなデッキと当たるものか。
遅延野郎とは当たった時点で時間的損失で負けたような気になるので、経済学の本でも傍(かたわ)らに用意しておく。

10秒も経たずにマッチが成立。
重々しい効果音と共に対戦開始だ。
お互いにマリガン(引き直し)は無しで順調に進み出す。
対戦相手が先攻だ。
このゲーム、先攻が有利とはよく聞くが、データを取っているわけでもないので正直なところよくわからない。
まあ、カジュアル・プレイヤーにそこまでの厳密さは不要だろう。
相手は平地を出してタップ。
生み出した白マナで魂の管理人を戦場に出してきた。

「厄介だな……」
小声でぼやくが、対処法は山ほどある。
相手は白のライフゲイン(ライフを得る)系デッキだろう。おそらく、白単。
俺は沼カードを1枚出し、エンチャント・オーラの死の重みを魂の管理人に付与する。


マイナス修正の重みに耐えきれず、即座に魂の管理人が死亡し、墓地に送られる。
手札には血の長の渇きもあったがマナが十全に溜まってからキッカー(追加コストを支払う)し、大型クリーチャーやプレインズウォーカーを処理すべく、なるべく取っておきたい。
血の長の渇きは非常に有用な除去呪文で、個人的には殺害に頼らなくなったら初心者卒業だと思う。

殺害は黒の3マナ(黒のダブルシンボル+不特定1マナ)で特に追加能力もないので、そこまで上手に運用し辛いところがある。
能力が単純なだけにお世話になった初心者は多いはずだろうが。
俺のターンが終了し、2回目の相手のターンが来る。
アーデンベイル城を出してきた。
おまけ能力程度だが、使用されると微妙に面倒くさい。
こちらも強力なエルドレインの王権パックの城土地カード(レアカード)であるロークスワイン城が手札にあり、次のターンで出すだろうから全く人のことは言えない。

戦線の立て直しを図った対戦相手が、白の2マナでアジャニの歓迎を出し、さらなる魂の管理人を出してくる。
相手も、引きは悪くないようだ。

このままライフゲインされ続けると、勝ち辛くなる。
とりあえずクリーチャーだけは除去していくことにする。
21点になった相手のライフは無視して、次の俺のターンでロークスワイン城を戦場に出す。
一瞬悩んだが、2マナを支払いぬかるみの捕縛で魂の管理人を除去する。

死の重みの上位カード(上位互換ではない)であり、パワー・タフネスともに1のクリーチャーに使うにはもったいないが、まあ展開はこれからの土地と除去呪文の引きに任せたい。
さらに相手のターン。
相手は2枚目のアーデンベイル城を出し(ほぼ間違いなく白単だろう)、アジャニの群れ仲間を戦場に出す。

それでターンエンド。
タップしていない土地が余っているが、使い切れなかったのだろう。
アジャニの歓迎の能力が誘発し、アジャニの群れ仲間はすぐに3/3となる。
俺のターン、沼を1枚出す。
戦場の土地はお互いに3枚ずつだ。
無情な行動……、は使えないな。カウンター乗っているし」

俺は仕方なく、虎の子的な血の長の渇きをキッカー無しで唱える。

その後もなんとか俺の除去が続いて、対戦相手の戦線を破壊し尽くし、トドメに精霊龍、ウギンを普通に唱えると相手は爆発四散、投了した。
「ちょっと長引くな―。やめようこのデッキ」
真剣勝負とは言え、試合を不必要なまでに長引かせて勝つのはそこまでお行儀が良いとは言えないだろう。
デイリークエストで『対戦相手のクリーチャーを15体破壊する』などといったものが出ればまた使っても良いかも知れないが、自分本位かな。

あとがき

相手にすると勝敗はさておき、非常に鬱陶しいデッキですね。

今回のように、完全な勝負の流れは書かずに(ごまかしつつ)書いていきたいです。

次回のアリーナ・ノベルでは白単ライフゲインを書く予定です(今回の対戦相手ですね)。

ありがとうございました!!

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書い人(かいと)
書い人(かいと)
MTGアリーナの最前線を駆け抜けている管理人です。 強いデッキをたくさん作る予定ですので、よろしくお願いします!